小学校の音楽の授業では、昔からたくさんの童謡や唱歌が歌われてきました。
季節の風景や日本の自然を歌った曲も多く、子どもの頃に音楽の授業で歌った思い出がある人も多いのではないでしょうか。
今回は、どうようファンに掲載している童謡・唱歌の中から、小学校の音楽教科書に掲載されてきた代表的な10曲を紹介します。
『ふるさと』♪兎(うさぎ)追いし 彼(か)の山
兎(うさぎ)追いし 彼(か)の山
小鮒(こぶな)釣りし 彼の川
夢は今も めぐりて
忘れがたき ふるさと
如何(いか)にいます 父母(ちちはは)
恙(つつが)なしや 友がき
雨に風に つけても
思いいずる ふるさと
志(こころざし)を はたして
いつの日にか 帰らん
山は青き ふるさと
水は清き ふるさと
(作詞:高野辰之、作曲:岡野貞一)
『もみじ』♪秋の夕日に 照る山もみじ
秋の夕日に 照る山もみじ
濃いも薄いも 数ある中に
松をいろどる 楓や蔦は
山のふもとの 裾模様
谷の流れに 散り浮くもみじ
波にゆられて 離れて寄って
赤や黄色の 色様々に
水の上にも 織る錦
(作詞:高野辰之、作曲:岡野貞一作曲)
『春の小川』♪春の小川は さらさら行くよ
春の小川は さらさら行くよ
岸のすみれや れんげの花に
すがたやさしく 色うつくしく
咲けよ咲けよと ささやきながら
春の小川は さらさら行くよ
えびやめだかや 小ぶなの群れに
今日も一日 ひなたでおよぎ
遊べ遊べと ささやきながら
(作詞:林柳波、作曲:岡野貞一)
『朧月夜』♪菜の花畠(なのはなばたけ)に 入日薄れ(いりひうすれ)
菜の花畠(なのはなばたけ)に 入日薄れ(いりひうすれ)
見わたす山の端(やまのは) 霞(かすみ)ふかし
春風(はるかぜ)そよふく 空を見れば
夕月(ゆうづき)かかりて 匂(にお)い淡し(あわし)
里わの灯影(ほかげ)も 森の色も
田中(たなか)の小道(こみち)を たどる人も
蛙(かわず)の鳴く音(なくね)も 鐘(かね)の音(おと)も
さながら霞(かす)める朧月夜(おぼろづきよ)
(作詞:高野辰之、作曲:岡野貞一)
『こいのぼり』♪やねよりたかい こいのぼり おおきいまごいは
やねよりたかい こいのぼり
おおきいまごいは おとうさん
ちいさいひごいは こどもたち
おもしろそうに およいでる
みどりの風に さそわれて
ひらひらはためく ふきながし
くるくるまわる かざぐるま
おもしろそうに およいでる
5がつのかぜに こいのぼり
めだまをピカピカ ひからせて
おびれをくるくる おどらせて
あかるいそらを およいでる
(作詞:近藤宮子/作曲者不詳)
『さくらさくら』♪さくら さくら 野山も 里も 見わたす限り
さくら さくら
野山も 里も 見わたす限り
霞か 雲か 朝日ににおう
さくら さくら 花ざかり
さくら さくら
弥生の空は 見わたす限り
霞か 雲か においぞ いずる
いざや いざや 見にゆかん
(日本古謡/日本古謡)
『赤とんぼ』♪夕焼小焼の 赤とんぼ
夕焼小焼の 赤とんぼ
負われて見たのは いつの日か
山の畑の 桑の実を
小籠に摘んだは まぼろしか
十五で姐や(ねえや)は 嫁に行き
お里のたよりも 絶えはてた
夕焼小焼の 赤とんぼ
とまっているよ 竿の先
(作詞:三木 露風 作曲:山田 耕筰)
『ふじの山』♪あたまを雲の上に出し 四方の山を見おろして
あたまを雲の上に出し
四方の山を見おろして
かみなりさまを下にきく
ふじは日本一の山
青空高くそびえたち
からだに雪のきものきて
かすみのすそを遠くひく
ふじは日本一の山
(作詞:巖谷小波、文部省唱歌)
『虫のこえ』♪あれ 松虫が鳴いている
あれ 松虫が鳴いている
ちんちろちんちろ ちんちろりん
あれ 鈴虫も鳴き出した
りんりんりんりん りいんりん
秋の夜長を 鳴き通す
ああ おもしろい虫のこえ
(作詞・作曲者不明 文部省歌)
『茶摘み』♪夏も近づく 八十八夜(はちじゅうはちや)
夏も近づく
八十八夜(はちじゅうはちや)
野にも山にも 若葉が茂る
あれに見えるは
茶摘(ちゃつみ)じゃないか
あかねだすきに 菅の笠(すげのかさ)
(文部省唱歌/文部省唱歌)
小学校で歌われてきた童謡や唱歌には、春夏秋冬の自然や、日本の風景を描いた曲がたくさんあります。
大人になってから改めて歌ってみると、子どもの頃とはまた違った懐かしさを感じる曲も多いのではないでしょうか。

