昔から歌い継がれてきた童謡や唱歌には、今ではあまり見られなくなった生活や仕事の風景がたくさん残っています。
畑仕事や茶摘み、糸を紡ぐ仕事、昔のお風呂、買い物など、歌詞をよく読むと当時の人々の暮らしが見えてくる曲もあります。
今回は、どうようファンに掲載している童謡・唱歌の中から、昔の生活や仕事の様子が歌詞に描かれている7曲を紹介します。
『一週間』♪日曜日に市場へ出かけ 糸と麻を買ってきた
日曜日に市場へ出かけ
糸と麻を買ってきた
テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ ラ〜
テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ ラ〜
月曜日にお風呂をたいて
火曜日はお風呂に入り
テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ ラ〜
テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ ラ〜
水曜日に友だち来て
木曜日は送っていった
テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ ラ〜
テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ ラ〜
金曜日は糸まきもせず
土曜日はおしゃべりばかり
テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ ラ〜
テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ ラ〜
友だちよ これが私の
一週間の仕事です
テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ ラ〜
テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ テュラ ラ〜
(作詞:楽団カチューシャ、ロシア民謡)
『まちぼうけ』♪待ちぼうけ 待ちぼうけ ある日せっせと 野良かせぎ
待ちぼうけ 待ちぼうけ
ある日せっせと 野良かせぎ
そこへ兎が とんで出て
ころり転げた 木の根っこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ
しめた これから寝て待とか
待てばえものは かけてくる
兎ぶつかれ 木の根っこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ
昨日鍬とり 畑仕事
今日は頬づえ ひなたぼこ
うまい切り株 木の根っこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ
今日は今日はで 待ちぼうけ
明日は明日はで 森のそと
兎待ち待ち 木の根っこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ
もとは涼しい 黍畑
今は荒野の ほうき草
寒い北風 木の根っこ
(作詞:北原白秋、作曲:山田耕筰)
『赤とんぼ』♪夕焼小焼の 赤とんぼ 負われて見たのは いつの日か
夕焼小焼の 赤とんぼ
負われて見たのは いつの日か
山の畑の 桑の実を
小籠に摘んだは まぼろしか
十五で姐や(ねえや)は 嫁に行き
お里のたよりも 絶えはてた
夕焼小焼の 赤とんぼ
とまっているよ 竿の先
(作詞:三木 露風 作曲:山田 耕筰)
『茶摘み』♪夏も近づく 八十八夜(はちじゅうはちや)
夏も近づく
八十八夜(はちじゅうはちや)
野にも山にも 若葉が茂る
あれに見えるは
茶摘(ちゃつみ)じゃないか
あかねだすきに 菅の笠(すげのかさ)
(文部省唱歌/文部省唱歌)
『ふるさと』♪兎(うさぎ)追いし 彼(か)の山
兎(うさぎ)追いし 彼(か)の山
小鮒(こぶな)釣りし 彼の川
夢は今も めぐりて
忘れがたき ふるさと
如何(いか)にいます 父母(ちちはは)
恙(つつが)なしや 友がき
雨に風に つけても
思いいずる ふるさと
志(こころざし)を はたして
いつの日にか 帰らん
山は青き ふるさと
水は清き ふるさと
(作詞:高野辰之、作曲:岡野貞一)
『お正月』♪もういくつねると お正月
もういくつねると お正月
お正月には たこあげて
こまをまわして あそびましょう
はやくこいこい お正月
もういくつねると お正月
お正月には まりついて
おいばねついて 遊びましょ
はやくこいこい お正月
(作詞:東くめ、作曲:滝廉太郎)
『あんたがたどこさ』♪あんたがたどこさ 肥後(ひご)さ 肥後どこさ
あんたがたどこさ 肥後(ひご)さ
肥後どこさ 熊本さ
熊本どこさ せんばさ
せんば山には たぬきがおってさ
それをりょうしが
鉄砲(てっぽ)で打ってさ
にてさ 焼いてさ 食ってさ
それを木の葉で チョッとかぶせ
(わらべうた/わらべうた)
昔の暮らしを歌った童謡や唱歌には、農作業や買い物、季節の行事、子どもたちの遊びなど、今とは少し違った生活の風景が残されています。
歌詞に出てくる道具や仕事、遊びなどに注目してみると、昔の人々がどのように暮らしていたのかを想像しながら童謡を楽しめそうですね。

