童謡や唱歌には、海や浜辺、波などを題材にした歌がたくさんあります。
広い海や波の音、海辺の風景など、歌詞を通して海の情景を思い浮かべられるのも、こうした歌の魅力です。
今回は、どうようファンに掲載している童謡・唱歌の中から、海を感じられる5曲を紹介します。
『浜辺の歌』♪あした浜辺を さまよえば
あした浜辺を さまよえば
昔のことぞ 忍ばるる
風の音よ 雲のさまよ
寄する波も 貝の色も
ゆうべ浜辺を もとおれば
昔の人ぞ 忍ばるる
寄する波よ 返す波よ
月の色も 星の影も
(作詞:林古渓/作曲:成田為三)
『我は海の子』♪我は海の子 白浪の
我は海の子 白浪の
さわぐいそべの 松原に
煙たなびく とまやこそ
わがなつかしき 住家(すみか)なれ
生れてしおに 浴(ゆあみ)して
浪(なみ)を子守の 歌と聞き
千里(せんり)寄せくる 海の気(き)を
吸(す)いてわらべと なりにけり
高く鼻つく いその香(か)に
不断(ふだん)の花の かおりあり
なぎさの松に 吹く風を
いみじき楽(がく)と 我は聞く
丈余(じょうよ)のろかい 操(あやつ)りて
行手(ゆくて)定めぬ 浪まくら
百尋(ももひろ)千尋(ちひろ)の 海の底
遊びなれたる 庭広し
幾年(いくとせ)ここに きたえたる
鉄より堅(かた)き かいなあり
吹く塩風(しおかぜ)に 黒みたる
はだは赤銅(しゃくどう) さながらに
浪にただよう 氷山(ひょうざん)も
来(きた)らば来(きた)れ 恐れんや
海まき上(あ)ぐる たつまきも
起(おこ)らば起れ 驚(おどろ)かじ
いで大船(おおふね)に 乗出して
我は拾わん 海の富
いで軍艦(ぐんかん)に 乗組みて
我は護(まも)らん 海の国
(文部省唱歌/文部省唱歌)
『かもめの水兵さん』♪かもめの水兵さん ならんだ水兵さん
かもめの水兵さん
ならんだ水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波にチャップチャップ
浮かんでる
かもめの水兵さん
かけあし水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波をチャップチャップ
越えてゆく
かもめの水兵さん
ずぶぬれ水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波でチャップチャップ
おせんたく
かもめの水兵さん
なかよし水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波にチャップチャップ
揺れている
(作詞:武内俊子、作曲:河村光陽)
『浦島太郎』♪むかし むかし 浦島は
むかし むかし 浦島は
助けた亀に つれられて
竜宮城へ 行ってみりゃ
絵にもかけない 美しさ
乙姫さまの おもてなし
タイやヒラメの 舞い踊り
ただ珍しく おもしろく
月日のたつのも 夢の中
楽しく遊んで 帰りゃんせ
おみやげにもらった 玉手箱
開けてびっくり 玉手箱
中から出たのは 白いけむり
たちまち浦島 おじいさん
ああ むかしにかえりたい
竜宮城の 乙姫さま
なぜにわたしを 止めざりし
(作詞:不詳、作曲:文部省唱歌)
海を題材にした童謡や唱歌には、明るく楽しい歌だけでなく、海辺の風景や昔の思い出を感じさせる歌もあります。
海が見える場所で歌ったり、海の風景を思い浮かべながら歌ったりすると、いつもの童謡も少し違った楽しみ方ができそうですね。

