童謡や唱歌には、夜空に浮かぶ月や、月夜の風景が登場する歌がたくさんあります。
昔から日本では月を眺める風習があり、十五夜のお月見など、月は季節の行事とも深く結びついてきました。
今回は、どうようファンに掲載している童謡・唱歌の中から、歌詞に月が登場する7曲を紹介します。
『月』♪出た出た 月が まるい まるい まんまるい
出た出た 月が
まるい まるい まんまるい
盆のような 月が
隠れた 雲に
黒い 黒い まっ黒い
墨のような 雲に
また出た 月が
まるい まるい まんまるい
盆のような 月が
(作詞・作曲者不詳)
『朧月夜』♪菜の花畠(なのはなばたけ)に 入日薄れ(いりひうすれ)
菜の花畠(なのはなばたけ)に 入日薄れ(いりひうすれ)
見わたす山の端(やまのは) 霞(かすみ)ふかし
春風(はるかぜ)そよふく 空を見れば
夕月(ゆうづき)かかりて 匂(にお)い淡し(あわし)
里わの灯影(ほかげ)も 森の色も
田中(たなか)の小道(こみち)を たどる人も
蛙(かわず)の鳴く音(なくね)も 鐘(かね)の音(おと)も
さながら霞(かす)める朧月夜(おぼろづきよ)
(作詞:高野辰之、作曲:岡野貞一)
『荒城の月』♪春高楼の 花の宴(えん)
春高楼の 花の宴(えん)
めぐる盃 かげさして
千代の松が枝 分け出でし
むかしの光 いまいずこ
(作詞:土井晩翠/作曲:滝廉太郎)
『証城寺の狸囃子』♪しょう しょう しょうじょうじ
しょう しょう しょうじょうじ
しょうじょうじのにわは
つ、つ、つきよだ
みんなでて こいこいこい
おいらのともだちゃ
ぽんぽこぽんのぽん
まけるな まけるな
おしょうさんにまけるな
こい こいこい こいこいこい
みんなでて こいこいこい
しょう しょう しょうじょうじ
しょうじょうじのはぎは
つ、つ、つきよに
はなざかり
おいらもうかれて
ぽんぽこぽんのぽん
(作詞:野口雨情/作曲:中山晋平)
『夕焼け小焼け』♪夕焼け小焼けで 日が暮れて
夕焼け小焼けで 日が暮れて
山のお寺の 鐘が鳴る
お手々つないで みな帰ろ
烏といっしょに 帰りましょ
子どもが帰った あとからは
まるい大きな お月さま
(作詞:中村雨紅、作曲:草川信)
『浜辺の歌』♪あした浜辺を さまよえば 昔のことぞ 忍ばるる
あした浜辺を さまよえば
昔のことぞ 忍ばるる
風の音よ 雲のさまよ
寄する波も 貝の色も
ゆうべ浜辺を もとおれば
昔の人ぞ 忍ばるる
寄する波よ 返す波よ
月の色も 星の影も
(作詞:林古渓/作曲:成田為三)
『星の界』♪月なきみそらに きらめく光
月なきみそらに
きらめく光
嗚呼その星影
希望のすがた
人智は果てなし
無窮(むきゅう)の遠(おち)に
いざその星影
きわめも行(ゆ)かん
雲なきみ空に
横(よこ)とう光
ああ洋々(ようよう)たる
銀河の流れ
仰ぎて眺むる
万里のあなた
いざ棹(さお)させよや
窮理(きゅうり)の船に
(作詞:杉谷代水/作曲:コンヴァース)
月が登場する童謡や唱歌には、明るい月夜を歌ったものから、少し寂しさを感じさせるものまで、さまざまな曲があります。
月を眺めながら歌ったり、昔歌った思い出を振り返ったりしながら、懐かしい童謡や唱歌を楽しんでみてください。

