童謡や唱歌には、身近な鳥が登場する歌がたくさんあります。
カラスやカモメ、カッコウなど、鳥の姿や鳴き声が歌われている曲も多く、自然の風景を思い浮かべながら楽しめるのも魅力です。
今回は、どうようファンに掲載している童謡・唱歌の中から、歌詞に鳥が登場する8曲を紹介します。
『早春賦』♪春は名のみの風の寒さや
春は名のみの風の寒さや
谷の鶯(うぐいす)歌は思えど
時にあらずと声も立てず
時にあらずと声も立てず
氷解(と)け去り葦(あし)は角(つの)ぐむ
さては時ぞと思うあやにく
今日もきのうも雪の空
今日もきのうも雪の空
春と聞かねば知らでありしを
聞けば急かるる胸の思いを
いかにせよとのこの頃か
いかにせよとのこの頃か
(作詞:吉丸一昌、作曲:中田章)
『ゆりかごのうた』♪ゆりかごの うたを カナリヤが うたうよ
ゆりかごの うたを
カナリヤが うたうよ
ねんねこ ねんねこ
ねんねこよ
ゆりかごの うえに
びわの みがゆれるよ
ねんねこ ねんねこ
ねんねこよ
ゆりかごの つなを
木ねずみが ゆするよ
ねんねこ ねんねこ
ねんねこよ
ゆりかごの ゆめに
きいろい つきが かかるよ
ねんねこ ねんねこ
ねんねこ
(作詞:北原白秋、作曲:草川信)
『夏は来ぬ』♪卯の花の 匂う垣根に
卯の花の 匂う垣根に
ほととぎす 早(はや)も来(き)鳴きて
忍音(しのびね)もらす 夏は来(き)ぬ
五月雨(さみだれ)の そそぐ山田に
早乙女(さおとめ)が 裳裾(もすそ)ぬらして
玉苗(たまなえ)植(う)うる 夏は来(き)ぬ
橘(たちばな)の 薫る軒端(のきば)の
窓近く 蛍飛びかい
おこたり諌(いさ)むる 夏は来(き)ぬ
楝(おうち)ちる 川べの宿の
門遠(かどとおく) 水鶏(くいな)声して
夕月(ゆうづき)すずしき 夏は来(き)ぬ
五月闇(さつきやみ) 蛍飛びかい
水鶏(くいな)鳴き 卯の花咲きて
早苗(さなえ)植えわたす 夏は来(き)ぬ
(作詞:佐佐木信綱/作曲:小山作之助)
『静かな湖畔』♪しずかなこはんの もりのかげから
しずかなこはんの もりのかげから
もうおきちゃいかがと かっこうがなく
カッコウ カッコウ
カッコウ カッコウ カッコウ
しずかなこはんの もりのかげから
もうおきちゃいかがと かっこうがなく
カッコウ カッコウ
カッコウ カッコウ カッコウ
よるもふけたよ おしゃべりやめて
もうねちゃいかがと ふくろうなく
ホッホー ホッホー
ホッホー ホッホー ホッホー
よるもふけたよ おしゃべりやめて
もうねちゃいかがと ふくろうなく
ホッホー ホッホー
ホッホー ホッホー ホッホー
(作詞者不詳/スイス民謡)
『山の音楽家』♪わたしゃ おんがくか やまの こりす
わたしゃ おんがくか
やまの こりす
じょうずに バイオリンを
ひいてみましょう
キュキュ キュッキュッキュ
キュキュ キュッキュッキュ
キュキュ キュッキュッキュ
キュキュ キュッキュッキュ
いかがです
わたしゃ おんがくか
やまの うさぎ
じょうずに ピアノを
ひいてみましょう
ポポ ポロンポロンポロン
ポポ ポロンポロンポロン
ポポ ポロンポロンポロン
ポポ ポロンポロンポロン
いかがです
わたしゃ おんがくか
やまの ことり
じょうずに フルート
ふいてみましょう
ピピ ピッピッピッ
ピピ ピッピッピッ
ピピ ピッピッピッ
ピピ ピッピッピッ
いかがです
わたしゃ おんがくか
やまの たぬき
じょうずに たいこを
たたいてみましょう
ポコ ポンポコポン
ポコ ポンポコポン
ポコ ポンポコポン
ポコ ポンポコポン
いかがです
わたしゃ おんがくか
やまの なかま
じょうずに そろえて
ひいてみましょう
タタ タンタンタン
タタ タンタンタン
タタ タンタンタン
タタ タンタンタン
いかがです
(訳詞:水田詩仙、ドイツ民謡)
『七つの子』♪からす なぜなくの からすは
からす なぜなくの
からすは 山に
かわいい 七つの
子があるからよ
かわい かわいと
からすは なくの
かわい かわいと
なくんだよ
山の 古巣へ
いってみて ごらん
まるい 目をした
いい子だよ
(作詞:野口雨情/作曲:本居長世)
『桃太郎』♪桃太郎さん 桃太郎さん お腰につけた 黍団子(きびだんご)
桃太郎さん 桃太郎さん
お腰につけた 黍団子(きびだんご)
一つわたしに 下さいな
やりましょう やりましょう
これから鬼の 征伐に
ついて行くなら やりましょう
行きましょう 行きましょう
あなたについて 何処までも
家来になって 行きましょう
そりゃ進め そりゃ進め
一度に攻めて 攻めやぶり
つぶしてしまえ 鬼が島
おもしろい おもしろい
のこらず鬼を 攻めふせて
分捕物を えんやらや
ばんばんざい ばんばんざい
お伴の犬や 猿 雉は
勇んで車を えんやらや
(作詞:不詳/作曲:岡野貞一)
『かもめの水兵さん』♪かもめの水兵さん ならんだ水兵さん
かもめの水兵さん
ならんだ水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波にチャップチャップ
浮かんでる
かもめの水兵さん
かけあし水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波をチャップチャップ
越えてゆく
かもめの水兵さん
ずぶぬれ水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波でチャップチャップ
おせんたく
かもめの水兵さん
なかよし水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波にチャップチャップ
揺れている
(作詞:武内俊子、作曲:河村光陽)
鳥が登場する童謡や唱歌には、春の訪れを告げる鳥や、山で鳴く鳥、海辺を飛ぶ鳥など、さまざまな鳥が描かれています。
鳥の姿や鳴き声を思い浮かべながら歌ってみると、それぞれの歌に描かれた季節や風景をより身近に感じられそうですね。

