『大きな古時計』歌詞&音源
大きなのっぽの古時計 おじいさんの時計
百年いつも動いていた ご自慢の時計さ
おじいさんの生まれた朝に 買ってきた時計さ
今はもう動かない その時計
百年休まずに チクタクチクタク
おじいさんと一緒に チクタクチクタク
今はもう動かない その時計
何でも知ってる古時計 おじいさんの時計
きれいな花嫁やってきた その日も動いてた
嬉しいことも悲しいことも みな知ってる時計さ
今はもう動かない その時計
百年休まずに チクタクチクタク
おじいさんと一緒に チクタクチクタク
今はもう動かない その時計
真夜中にベルが鳴ったよ おじいさんの時計
お別れの時が来たのを みんなに教えたのさ
天国へ昇るおじいさん 時計ともお別れ
今はもう動かない その時計
百年休まずに チクタクチクタク
おじいさんと一緒に チクタクチクタク
今はもう動かない その時計
(作詞:保富康午(訳詞)、作曲:ヘンリー・クレイ・ワーク)
『大きな古時計』の意外と知らない豆知識3選
実は「実在した時計」の「実話」が元になっている!
この歌は、1876年にアメリカのヘンリー・クレイ・ワークという作曲家が作ったものです。彼は、イギリスのジョージ・ホテルという宿に泊まった際、ロビーにある「止まったままの大きな時計」に興味を持ちました。
その時計は、かつてそのホテルを経営していたジェンキンス兄弟という仲の良い兄弟の持ち物でした。
弟が亡くなった時、正確だった時計の針が遅れ始めました。そしてその後、兄が亡くなったその瞬間に、時計は完全に止まってしまったのです。
作者のワークはこの不思議な実話を聞いて感動し、時計を「おじいさんと共に生きてきた相棒」に見立てて、この名曲を書き上げました。

※イギリスにはジョージホテルが沢山ありますが、モデルはノース・ヨークシャー州のピアスブリッジのジョージホテルです。
歌が有名になりすぎて家具の名前を変える!
日本語の歌詞では「おじいさんの生まれた朝に 買ってきた時計」となっていますが、英語の原題は 『My Grandfather’s Clock(おじいさんの時計)』 といいます。
英語の歌詞には “Too tall by half for the old man himself” (おじいさん自身よりも、さらに半分も背が高い)という表現があります。
実は、この歌が世界中で大ヒットしたため、それまで「床置き時計(フロアクロック)」と呼ばれていた大きな時計のことが、世界中で「グランドファーザーズ・クロック(おじいさんの時計)」と呼ばれるようになったのです。
歌が有名になりすぎて、家具の名前にまで影響を与えてしまったという、珍しいケースなのです。

