「あ」から始まる童謡 PR

童謡『赤とんぼ』歌詞・音源と【意外と知らない由来と雑学】

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【赤とんぼ】歌詞&音源

夕焼小焼の 赤とんぼ
負われて見たのは いつの日か

山の畑の 桑の実を
小籠に摘んだは まぼろしか

十五で姐やは 嫁に行き
お里のたよりも 絶えはてた
 
夕焼小焼の 赤とんぼ
とまっているよ 竿の先

(作詞:三木 露風 作曲:山田 耕筰)

 

【赤とんぼ】の知っておくとためになるうんちく2選

✅偶然の出会いで生まれた名曲

赤とんぼを作詞した三木露風は北海道のトラピスト修道院(現北斗市)に国語教師として勤務中、故郷の兵庫県龍野町の思い出と重ねて詩を書き、雑誌「樫の木」に発表しました。山田耕筰は電車通勤中に露風の詩を見つけて作曲。この二人の偶然の出会いで名曲がうまれました。

 

✅作者の切ない思い出が背景にある歌詞に共感する人が多い

「赤とんぼ」は2007年に「日本の歌百選」に選ばれ、NHKの全国アンケートでも「ふるさとのうた」1位になったほど国民的な愛唱歌となりましたが、作詞者は母と生き別れた孤独感を詩に込めており、子守り役の姐やが嫁に行って消息が絶えた切なさが歌詞の背景にあります。

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