『浦島太郎』歌詞&音源
むかし むかし 浦島は
助けた亀に つれられて
竜宮城へ 行ってみりゃ
絵にもかけない 美しさ
乙姫さまの おもてなし
タイやヒラメの 舞い踊り
ただ珍しく おもしろく
月日のたつのも 夢の中
楽しく遊んで 帰りゃんせ
おみやげにもらった 玉手箱
開けてびっくり 玉手箱
中から出たのは 白いけむり
たちまち浦島 おじいさん
ああ むかしにかえりたい
竜宮城の 乙姫さま
なぜにわたしを 止めざりし
(作詞:不詳、作曲:文部省唱歌)
『浦島太郎』の意外と知らない豆知識1選
浦島太郎の物語は各地に全く違うエンドがある
京都・伊根、丹後、香川、長野など全国に浦島伝説があり、玉手箱を開けた後の展開がバラバラ。
「老人化エンド」「仙人化エンド」「神格化エンド」「海へ帰還エンド」など、ゴールの方向性が大きく分かれているのが特徴です。
| 地域・系統 | 浦島太郎の最終形態、ラストのタイプ |
| 丹後国風土記系(京都・丹後など) | 肉体を脱ぎ捨てて仙人になる |
| 御伽草子系(中世文学版) | いったん老人になるが、その後、観音・蓬莱世界へ導かれる |
| 近代昔話版(教科書・紙芝居など) | 玉手箱を開けて一気に白髪の老人になり、そのまま物語終了 |
| 京都・伊根などの民間伝承 | 鶴に変身し、亀になった乙姫とともに飛び去り、神格化される |
| 香川・三豊市荘内半島周辺 | 各地をめぐったのち土地の守り神・社の祭神として祀られる |
| 長野・木曽「寝覚の床」伝承 | 玉手箱の後、悔悟の旅を経て岩場で石像のような存在となる |
| 沖縄・奄美などの類似説話 | 時の隔たりに気づいたあと海へ帰還し、竜宮側の存在になる |

