夏の訪れを感じる童謡には、聴くだけで青空や入道雲、夕立の情景がよみがえる名曲がたくさんあります。
子どものころに口ずさんだ懐かしい歌も、今聴くとまた違った味わいがありますね。
今回は、そんな「夏らしさ」を感じられる童謡を7つご紹介します。
爽やかな風や祭りのにぎわいを思い出しながら、心に残る夏の歌を一緒にたどってみましょう。
【七夕さま】♪ささのは さらさら のきばに ゆれる
ささのは さらさら
のきばに ゆれる
おほしさま きらきら
きんぎん すなご
ごしきの たんざく
わたしが かいた
おほしさま きらきら
そらから みてる
(作詞:権藤はなよ、作曲:下総院一)
【ほたるこい】♪ほう ほう ほたる こい
ほう ほう ほたる こい
あっちの水は にがいぞ
こっちの水は あまいぞ
ほう ほう ほたる こい
(作詞:わらべうた 作曲:わらべうた)
【かもめの水兵さん】♪かもめの水兵さん ならんだ水兵さん
かもめの水兵さん
ならんだ水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波にチャップチャップ
浮かんでる
かもめの水兵さん
かけあし水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波をチャップチャップ
越えてゆく
かもめの水兵さん
ずぶぬれ水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波でチャップチャップ
おせんたく
かもめの水兵さん
なかよし水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波にチャップチャップ
揺れている
(作詞:武内俊子、作曲:河村光陽)
【静かな湖畔】♪静かな湖畔の 森のかげから もう起きちゃいかがと かっこうが鳴く
静かな湖畔の 森のかげから
もう起きちゃいかがと かっこうが鳴く
カッコウ カッコウ
カッコウ カッコウ カッコウ
静かな湖畔の 森のかげから
もう起きちゃいかがと かっこうが鳴く
カッコウ カッコウ
カッコウ カッコウ カッコウ
夜も更けたよ おしゃべりやめて
もう寝ちゃいかがと ふくろう鳴く
ホッホウ ホッホウ
ホッホウ ホッホウ ホッホウ
夜も更けたよ おしゃべりやめて
もう寝ちゃいかがと ふくろう鳴く
ホッホウ ホッホウ
ホッホウ ホッホウ ホッホウ
(作詞者不詳/スイス民謡)
【てるてる坊主】♪てるてる坊主 てる坊主 あした天気に しておくれ
てるてる坊主 てる坊主
あした天気に しておくれ
いつかの夢の 空のよに
晴れたら金の鈴あげよ
てるてる坊主 てる坊主
あした天気に しておくれ
私の願いを 聞いたなら
あまいお酒を たんと飲ましょ
てるてる坊主 てる坊主
あした天気に しておくれ
それでも曇って 泣いたなら
そなたの首を チョンと切るぞ
(作詞:浅原鏡村、作曲:中山晋平)
【黄金虫】♪黄金虫は金持ちだ
黄金虫は金持ちだ
金蔵建てた 蔵建てた
飴屋で水飴買って来た
黄金虫は金持ちだ
金蔵建てた 蔵建てた
子供に水飴なめさせた
(作詞:野口雨情、作曲:中山晋平)
【夏は来(き)ぬ】♪卯の花の 匂う垣根に
卯の花の 匂う垣根に
ほととぎす 早も来鳴きて
忍音もらす 夏は来ぬ
さみだれの そそぐ山田に
早乙女が 裳裾ぬらして
玉苗 植うる 夏は来ぬ
橘の 薫る軒ばの
窓近く 蛍飛びかい
おこたり諌むる 夏は来ぬ
楝ちる 川べの宿の
門遠く 水鶏 声して
夕月すずしき 夏は来ぬ
五月やみ 蛍飛びかい
水鶏鳴き 卯の花咲きて
早苗植えわたす 夏は来ぬ
(作詞:佐佐木信綱/作曲:小山作之助)

