水分のようなサラサラしたものは喉に到達するスピードが速く
とてもむせやすいです
水分にとろみ剤を入れることで
喉に到達するスピードを減少させることができ
むせを減らすことができます
ただ外出時に喉が渇き、店や自販機で購入した水分にとろみを入れずに飲んで
むせてしまうという事がよくあります
そんな人にもってこいな「とろみ付き自販機」が人気になっているようです
https://nomikomi3.com/toromi/このとろみ付き自販機はカップ式で
とろみの量を「薄い」「中間」「濃い」と選んでつけることができます
とろみ剤をいれて混ぜることなく完成して出てくるなんて
とても便利です
また「ダマ」にもならず気持ちよく飲めること請け合いですよね。
現在の設置場所と設置台数
主に高速道路にあるサービスエリアや医療施設、介護施設を中心に設置されています。
病院では日本歯科医大学附属病院、東京医科歯科大学附属病院など「嚥下(えんげ)」に力を入れているところに設置されている印象。
現状は全国に約200台ほどあるとのこと
コーヒーやココアなどのカップ式自販機の設置台数は
全国で15万4000台(2018)とのことなので
現段階では圧倒的に希少です
ちなみに先日全国で設置200台に達した自販機があります
「ダイドーの紙おむつ自販機」です
こちらはベビー用紙おむつ2枚入りパックが購入できるとのこと。
全国に200台というのはとても希少で
まだまだほとんどお目にかかることができないです
ちょっと喉が渇いた時に飲みたい!というレベルまでにはほど遠いという事です
(今後台数が増えていくことに期待ですね)
とろみ付き自販機が見つからない場合の水分補給
とろみ付き自販機は設置台数が増えてくれ
ばお目にかかれる機会が出てくると思います
それまでの間は外出時どうすればむせずに水分を摂取できるのかまとめました
水筒
家で作ったとろみ付きお茶や水分を水筒に入れて持ち運ぶ方法です
自分に適したトロミの量は人それぞれ違いますので
いつも作っている濃さで作って持っていくのですから安全に飲めます
今は昔と違って水筒もおしゃれでいろいろな大きさの水筒がありますが
小さいものは120ml~180mlです
コップ一杯分しかないですがポケットにも入るし軽いのでちょっとしたお出かけにはもってこいですね
もちろん大きいのも沢山売っていますので
シチュエーションにあわせて使い分けるのが吉です
また温度がある程度一定に保たれるのも
トロミ剤を付けた水分にとっては大事です
とろみ剤は同じ分量の場合
熱いものののほうがやや緩い状態でトロミが付きます
熱いものにとろみをつけて冷めた場合やや強くとろみがつくイメージです
なのでトロミ剤を付けた水分の温度がある程度言っていない事は
大きなメリットと言えます
とろみ剤を持ち歩く
市販のとろみ剤は少量ずつパックに入ったものがあり
これを持ち歩く手もあります
ただこちらの場合はかき混ぜる手段がない場合が多いので
使い勝手が悪いことが多いです
以前喫茶店にコーヒーを飲みに行くことが好きな方が
とろみをもって出かけてコーヒーにとろみをいれて飲まれていました
お店だとティースプーンがついてくるので
しばらくこの方法でとろみをつけていらっしゃいましたが
結局やめてしまいました
理由は二つあって
お水にもとろみをつけるのが面倒
とろみを入れているところを見られるのが恥ずかしい
とのことでした
結局喫茶店に行く事がなくなってしまいました
今でもどすればよかったんだろうと考えることがあります
まとめ
まだまだ設置台数が少ない「とろみ付き自販機」ですが
高齢者のニーズにしっかり合致しており今後増えてくることが予想されます
それまでは自家製の水分を持ち歩き
誤嚥の内容対応していくしかないようです