トラブル

相性の合わないケアマネージャーをトラブルなくスムーズに変更する方法3選&注意点まとめ

介護保険を利用してサービスを受けるとき
ケアプランを作ってくれるのがケアマネージャーです

介護保険のサービスはケアマネージャーが中心となって
ケアプランを作成しサービスを導入していくため
リーダー的な存在です

介護保険で使えるサービスはいろいろありますが
もし自分には合わなかった場合ケアマネージャーにいえば手配してくれます

例えば

「介護保険を使ってディサービスへ通っていたが
特に行きたくもないのでやっぱりやめたい」

というのであればケアマネージャーと相談して
中止するかもしくは違うディサービスに変更するかなど対応していくことがあります

ただその変更したい対象が
リーダーポジションのケアマネージャーだった場合
とても対応がむつかしく感じます

でも大丈夫です

ケアマネージャーを変更してトラブルが起きた問話を聞いたことがありません

むしろただでさえ介護でストレスを感じているのに
ケアマネージャーの関係すらストレスとなれば相当辛いとおもいます

今回はケアマネージャーを変える方法と注意点をまとめます

相性の合わないケアマネージャーをトラブルなくスムーズに変更する方法3選&注意点

方法1 地域包括支援センターへ相談

地域包括支援センターは介護や医療、保健、福祉の側面から
高齢者を支援する「総合相談窓口」です

相談窓口ですので、ケアマネージャーをかえる決心をした!!!
という気持ちになる前に電話して話を聞いてもらっても構いません

もし要支援であれば地域包括支援センターのケアマネが担当しますし
要介護であれば地域包括支援センターから依頼を受けたケアマネ事業所のケアマネが担当することが多いです

どちらにしても地域包括支援センターは介護保険と切っても切り離せない役割を担っています

介護の相談もその業務の一つですので
ケアマネージャーのことで困っている事があれば相談にのってくれます

地域包括支援センターの連絡先一覧は厚生労働省のホームページにあります

厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/

注意点

現在担当のケアマネージャーの変更を相談する場合は
「まだ考え中なのですが…」というニュアンスで相談すると話がスムーズです。

方法2 担当ケアマネの事業所に相談

要支援なら地域包括支援センターのケアマネージャーが担当ですが
要介護ならケアマネ事業所のケアマネージャーが担当しているかと思います

その場合はそのケアマネ事業所に連絡し
担当を変えてもらうよう相談するのも効果的です

利用者さんとケアマネージャーのミスマッチは
同じ人間同士ですので珍しい事ではありません

それはみなわかっている事ですので
問題なく担当の変更をしてくれると思います

ただその事業所事態にケアマネージャーの人数が少ない場合は
別の事業所のケアマネージャーが新しい担当になります

注意点

ケアマネージャーの事業所は沢山ありますが
他の事業所に電話をかけて


「現状のケアマネージャーを変更したいんだけどもパンフレットをみていいなと思ったので電話したんですが…」といきなり連絡をとると少々面倒なことになります。

まず電話の内容を相手方のケアマネ事業所に連絡し
事実確認をすることから始まりますので

ちょっとした相談が大きく広がってしまう可能性が高いのでおすすめできません

方法3 他サービスでかかわっている人に相談する

介護保険を利用しているのであれば
他のサービスは入っていませんでしょうか?

例えば訪問ヘルパーや訪問看護、訪問リハビリ、訪問入浴、ディサービス、マッサージ、福祉用具等等
または往診医や薬剤師でも構いません

長く介護をしていれば話しやすい人が1人はいると思います

「ちょっと相談が…」といえば必ず聞いて解決策を一緒に考えてくれると思います

私も同様の悩みを何度もききました

中には愚痴を話している間に気分が落ち着いて不満が解消する人もいて
ケアマネを変えそうだけど結局変えないというのを何年も繰り返している人もいます

ケアマネージャーに対する愚痴があまりにも多い場合はケアマネの変更も提案します

そもそもケアマネを変更できることを知らない人も多いのでびっくりされます

最後に

人と人のミスマッチはどこにでもある事ですので
ケアマネと相性が合わないという事は特に珍しい事ではありません

ケアマネージャーのポジションがリーダー的なポジションであるので変更が面倒だとはおもいます

ただ介護しているとそれだけで大きなストレスです

できるだけストレスをかけないよう環境を整えていく必要が
介護をしていくうえで一番大切なことだと思います

上記に記載した方法でほとんどのかたがスムーズに変更できていますので
試していただけたらと思います

ABOUT ME
なるやまなる
在宅医療・在宅介護で10年以上働く現役の言語聴覚士。 飲み込み(嚥下・えんげ)や言葉に問題のある方のお宅にお邪魔してリハビリを行う日々を過ごしています。